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エアコンの値段比較で必要な4つのグループ【グループ特徴の裏話を含む】

同じサイズ(能力)のエアコンだけど販売価格の差が大きい理由を知りたい人

「本体価格の2倍・3倍を超えることもあるし、付加機能(例:高機能センサー・お掃除ロボットなど)がいっぱいで、価格がバラバラでよくわからない。さらに、旧型モデル(過年度モデル)が処分価格セールもあり、適正な価格はいくらか知りたい。」

という疑問に答えます。

エアコンの値段比較には4つのグループ分類が使われています。

エアコンの価格帯のグループは次の4つです。

  • フラグシップモデル
  • 高級モデル
  • 中級モデル
  • ローコストモデル

エアコン市場には各部屋に設置することと寒冷地エアコンで新しい需要が増えました。が、市場は飽和状態のため急激な成長はありません。市場のパイを取り合うビジネスでオセロゲームのような戦い方です。戦い方のルールがあるかのように、この価格帯でグループの中でエアコンを開発・販売しています。国内シェアが低いメーカーは4つのグループには参入せず、戦うグループと逃げるを切り分けて、ゲリラ戦を仕掛けます。

フラグシップモデルの特徴

最新テクノロジーが盛り込まれたエアコンは、メーカーのイメージを高める役割を担っています。、「●●なら▼▲のメーカー」とテレビコマーシャル・電車バスの広告・ネットなどの広告を大量に投下します。ですが、販売台数に占めるフラグシップモデルは5%前後です。

最上位機種という理由で買う人が多いですね。最新のテクノロジーが搭載されている安心感を得ること、一番高いものを買うという所有欲を満たすことが大切。高い価格帯を付けたほうがむしろ販売台数が伸びることもあるんですよ。

開発の立場に焦点を合わせてみますね。最新のテクノロジーは万全を尽くしても不具合があることもしばしば。もし、不具合が発生しても台数が少ないので、メンテナンスと生産ラインの見直しが迅速にできます。改良と量産化(コスト削減)を積み重ねて、他の価格帯に展開します。

高級モデルの特徴

高級モデルはまんべんなく付加機能が搭載されて省エネと運転能力のバランスがよいな機種です。運転能力の高さと付加機能に対するバランスが整って、さらに販売価格とのバランスがよくなっています。エアコンという道具としての価値を詰め込んでいるし、丁寧に販売すれば販売利益も確保できるモデルです。

そのため、流通在庫の管理には気をつけているメーカーが多いので、大量の旧型モデルがでることは少ないです。エアコンの価値と販売価格が等しいということを見極めて買う人が多いですね。

中級モデルの特徴

エアコンから温風と冷風が出る最小機能に加えて、付加価値が欲しいというニーズに応えるためモデルです。高級モデルよりの中級モデルとローコストモデルよりの中級モデルが存在したり、家電量販店とテレビ通販のオリジナル仕様のエアコンを投入したりします。

  • お掃除ロボットだけがほしい
  • 暖房能力が高いエアコンがいい
  • 高級モデルと同じ機能が欲しいけど空気清浄機はいらない
  • エネルギー効率が高いエアコンがいい。
  • ZEH(ぜっち)の補助金対象になるエアコンがいい。

中級モデルのグループの価格を見極めることが難しい理由。それは、旧型モデル(過年度モデル)のフラグシップが処分価格になるとこのゾーンの価格帯まで値引きがあるからです。

ローコストモデルの特徴

温風と冷風の最小機能だけにして低価格が喜ばれるモデルです。高級モデルと中級モデルが売れているように思いますが、全体の販売台数の7から8割がローコストモデルという現実です。ローコストモデルの売れ筋の能力サイズは6畳用(2.2kw)であり、なんと割合も7から8割です。そして、ローコストモデルの価格競争が厳しいので、価格競争力が求められます。

社会貢献を考えず、儲からないならローコストモデルのエアコンは売らなければいいと考えてしまいますね。矛盾した2つの法則が次にあります。

  • ローコストモデルが売れると中級モデル・高級モデル・フラグシップが売れる。
  • フラグシップモデル・高級モデル・中級モデルが売れるとローコストモデルの価格競争力が強くなる。

エアコンの事業では、ローコストモデルの流通量と価格のコントロールして、中級モデル以上を販売することが大切なんです。

エアコンのマーケティングと販売はオセロゲームで楽しい?

シェア4位に攻撃を仕掛ける富士通ゼネラル

エアコンのシェア4位までのパナソニック・三菱電機・日立・ダイキンは、4つの価格帯グループに能力サイズと電圧(100V or 200V)の機種をまんべんなく網羅して投入しています。パナソニックはシェアNO1のため全方位の網羅、そして、三菱電機と日立は、展開するシリーズを家電量販店用エアコンと住宅設備用エアコンで差別化しており、ダイキンエアコンは品番の名称も含めて規則正しくラインナップしています。

シェア5位の富士通ゼネラル(フラグシップ・高級モデルのシェアは高い)が、限られたリソースを効率的に使って、上位4社のシェアをひっくり返すようにターゲットを絞って、価格も含めて攻撃を仕掛けています。

富士通ゼネラルの2018年モデル。フラグシップモデルのXシリーズの象徴機能としてデュアルブラスターは、セオリーだと高級モデルゾーンに展開します。しかし、中級モデルゾーンにデュアルブラスターを搭載したXSシリーズを出すことは珍しい戦略です。

各メーカーがどのようにシェアを増やそうか戦略を分析するとお買い得にエアコンが買えますね。

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