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パナソニックが住宅設備用エアコンに天井ビルトインエアコンを本腰投入【住宅設備のエアコンへ】

こんにちは。エアコン情報局の管理人( @aircon_i )です。

天井に埋め込むタイプの住宅設備用エアコンを天井ビルトインエアコンと命名したパナソニック。ルームエアコンでは、寒冷地エアコンというジャンルを確立するだけでなく、今度は住宅設備のアイテムにエアコンを取り入れようとするなんて。シェアナンバーワンの大きさを感じています。

なぜ、天井ビルトインエアコンを広げようとしているか?

深掘り考察してみます。実は、住宅設備用エアコンの言葉を広げているのもパナソニック。住宅設備用エアコンを販売店を通じて、楽天市場Yahoo!ショッピングAmazonなどのネット通販に流しています。しかも、他社メーカーが追従できない低価格で。結果、2018年には住宅設備用エアコンというジャンルと言葉が広がりました。

天井ビルトインエアコンに力を入れ始めたパナソニックの裏事情

2008年の三洋電機の子会社化で天井ビルトインエアコンのシェアが増えた?!

三洋電機はハウジングエアコン・天井カセットなど天井に埋め込むタイプのエアコンの販売台数がそこそこありました。エアコンの耐用年数は10年とされていますが、天井ビルトインエアコンは壊れるまで15から20年ぐらい使います。

ポイント

三洋電機の天井ビルトインエアコンの交換需要が続きます。

パナソニックが先陣を切ってフラグシップに29畳用(9.0kw)のルームエアコンを投入した理由の1つです。さらに、リノベーションの影響もあり、超広い部屋のニーズが増えたことも後押ししています。

大容量のルームエアコンでカバーできる場合もあるでしょうが、間取りの特徴だったり、間仕切り壁の位置によっては、気流の循環が難しく、設置しても能力を発揮できないケースもあります。

広告宣伝費を掛けずにシンプルに顧客を獲得するダイキン

もともと、住宅設備用エアコンとしては、マルチエアコンと天井ビルトインエアコンのラインナップが豊富なことに加えて、ぴちょんくんのお店という業務委託先の電気屋さんのネットワークがあるメーカーがぐいぐい攻め込んできました。そうなんですダイキンです。

ルームエアコンの交換工事よりも、天井ビルトインエアコンの交換工事は難易度が高く、隠蔽配管・電源ケーブルの引き直しなど住宅工事を伴うことがあります。電気工事とリフォーム工事を組み合わせた対応が必要です。

天井ビルトインエアコンの交換工事を家電量販店・ホームセンターに頼むと電気屋さんに再委託される流れができています。そうなると、それらの工事技術を多く有しているダイキンの業務委託先である電気屋さんに案件が飛び込みます。

電気屋さんが現地調査することで、天井ビルトインエアコンを交換だけでなく、マルチエアコンとかルームエアコンに置き換える代替提案も積極的に行われます。こうのような1つ1つの積み重ねが10年後のシェアを下げる要因になることはパナソニックも十分に理解しています。

住宅設備用エアコンの分野では三菱電機・日立も取り扱いがありました。三洋電機の交換工事と住宅の中にエアコンを埋め込む流れが来ており、ハウジングエアコン・天井カセットエアコンなど住宅に埋め込むエアコンを住宅設備用エアコンとして拡充を目指しています。

  1. パナソニック
  2. 三菱電機
  3. 日立
  4. ダイキン
  5. 富士通ゼネラル

シェア2位から4位までのメーカーが動き出したので、シェア1のパナソニックも動かざるを得ない状況です。そんなことはわかっているパナソニックのマーケティングは上手というかえげつないというか・・・・すごいです。

通例として使われていたハウジングエアコン・天井カセットエアコンの名前を捨てて、天井ビルトインエアコンとオリジナルネーミングで、広告宣伝費を投下。自らが先陣を切っているかのようなマーケティングはシェアトップのパワーですね。

富士通ゼネラルとビーバーエアコンの三菱重工の動きに着目

シェア5位の富士通ゼネラルが、住宅設備用エアコンの中でも天井ビルトインエアコンとマルチエアコン参入するか、ウォッチしています。視点を世界に切り替えると、海外市場のシェアが高くシェア1位のエリアがいくつもあります。そのエリアでは、天井ビルトインエアコンもビルエアコンも製造しています。

三菱と同じ冠ですが三菱電機と三菱重工は別会社です。ビーバーエアコンの三菱重工は、住宅設備用エアコンの分野では、マルチエアコンと天井ビルトインエアコンが強いのです。流通の商社を通さずに電気屋さんに卸していることもあり、価格競争力が強いというのも特徴の1つです。シェア上位4社に対して富士通ゼネラルとビーバーエアコンの三菱重工がどのようにアプローチするか。

天井ビルトインエアコンの市場は拡大中。だが、ルームエアコンの規模は大きい

天井ビルトインエアコンが増えている状況ですが、エアコン市場はルームエアコンが中心です。ですが、新築住宅・リノベーションにより、住宅の中にエアコンが組み込まれていくと、徐々に変わっていきますね。

2019年モデルのエアコントレンドはやがて全自動運転へ

エアコンはこまめに運転をオン・オフするよりも、連続運転のほうが電気代が安い場合もあります。とはいっても、安くなることも高くなることも。その場合には、天気の状況をネットワークで取得して判断するという機能が増えています。2019年のエアコントレンドは、ネット接続により情報を取得してAI制御、そして、自動制御による常時運転。

未来を予想すると今が楽しくなる

エアコンがインターネットに接続できるようになりつつあります。各種のセンサーからの情報をネットを通じてクラウドサーバーに送信されて、そこでどのような運転制御にするかアルゴリズムを動かすことができる時代が来ますね。

そして、エアコンを常時運転することへの抵抗が減り、エアコンは住宅に組み込むものという商慣習が一般化すれば、太陽光発電と蓄電池を組み合わせて、全館空調のシステムが日本でも普及してくるんだろうな・・・と、未来を予測すると楽しくなりますね。

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