寝室におすすめのエアコンは?【体温調整機能が弱い赤ちゃんもOK】

この記事が役に立つ人は寝室にぴったりなエアコンで睡眠環境を整えたい人です。

楽しく生きるために睡眠にこだわりがあるかどうかで、寝室のエアコンの選び方は大きく変わってきます。

寝室の広さは6から8畳です。このサイズのエアコンは目玉商品として、ローコストモデルが掘り出し価格で買うこともできます。

大切な生命活動の睡眠にはローコストモデルのエアコンは不適合です。

赤ちゃん・お年寄り、温度に敏感な女性、そして明日の活力エネルギーを効率的にチャージしたい人に食い込んで説明します。

寝室にいる時間は1日の30から40%です。この空間は大切なので、快適な環境をつくりましょう。

寝室でエアコンを使って快適に寝るときに必要な3つのこと

はじめにですがルームエアコンに寝室専用というモデルはありません。寝室に適合する機能があるエアコンは、エアコンのグレードから見つけるのです。

エアコンのグレードはこちらで詳しく説明しています。

寝室に適したエアコンを見つける基準は次の3つです。

  • 気流の制御
  • 空気清浄
  • お掃除の便利さ

エアコンの運転時間が長いので、省エネ性能が気になりますよね。

寝室は省エネルギー性能で選ばない

結論から先に書きます。寝室に使うエアコンのサイズは6から8畳です。フラグシップモデルの消費電力とローコストモデルの消費電力はほぼ同じです。

消費電力に大きな差がないので電気代も同じです。

電気料金の差が表れる条件は部屋が広いことです。リビングのように広い部屋は、エアコンの出力が大きくなるので、エアコンの性能によって電気代が天と地のように差が生じます。

省エネ達成率のカタログ数字が100%のエアコンと130%のエアコンでは、後者の省エネ性能が高いです。母数が小さいので、消費電力量も小さいです。

電気代の差がほとんどありません。

寝室のエアコンは省エネ性能が優れているだけの基準で選ぶと失敗します。

空気が循環するから部屋の温度をコントロールできる

寝ているときにエアコンの風が当たると不快です。風がないほうがよい。一方で、エアコンで室温を上げたり下げたりするには、空気の循環が必要です。

空気の循環を停止すると、室温のコントロールができません。この矛盾した2つの風のコントロールを実現できる機種が2つあります。

  • 富士通ゼネラルのXシリーズ
  • ダイキンのRシリーズ

どちらもフラグシップモデルです。リビングなど広い部屋の隅々まで風を届けるため、気流の制御が上手です。

他メーカーのフラグシップモデルも素晴らしいです。ですが、各種センサー・カメラを組み込んで、人に向かって(人の周辺)に風を届けます。

リビングでは良い機能ですね。

富士通ゼネラルのXシリーズとダイキンのRシリーズは、気流の制御で室温をコントロールすることに力を入れています。

富士通ゼネラル Xシリーズ

Xシリーズにはデュアルブラスターがあります。デュアルブラスターとは、エアコンの室内機の両脇から風がでます。温度と速さがことなる2つの風で気流をつくります。

デュアルブラスターの気流制御で寝室が快適になります。理由は次の通りです。

  1. 冷たい風は上から下に流れます。(自然の摂理)
  2. デュアルブラスターが送り出す風で冷たい風を上に持ち上げます。
  3.  天井付近から冷たい風がゆっくり下がってきます。なので、風に当たっている感覚がありません。

暖房は冷房の反対です。温かい風の上に、冷たい風を噴射します。冷たい風は下に流れますので、部屋全体に気流が生じて、温かくなります。

人に向かって温風を当てるというアプローチではないのです。

ダイキン Rシリーズ

Rシリーズには「サーキュレーション気流」があります。デュアルブラスターと構造は違います。ですが、目指す方向性は同じです。

富士通ゼネラルのXシリーズと同じ。天井に冷たい風を沿って流して、気流を制御して部屋全体を冷やすのです。人に向けて風を向けるのではなく、空間全体に空気を流すという思想です。

さらに、ダイキンのRシリーズの暖房も特徴的です。温風を垂直方向、つまり真下に温風を出します。床に沿って温風を流すことで、部屋の下から暖めます。

気流制御の追求

ダイキンと富士通ゼネラルは空調専門メーカーです。この2社は、空気の原理原則を忠実に、気流を制御して、空間全体をコントロールするアプローチです。

カメラとセンサーで対象物をめがけて風を送るよりも、部屋全体の空間を快適にすることを目指しています。だから、部屋のサイズが小さい寝室に合うのです。

ダイキンはヤマダ電機で取り扱いがありません。こちらもどーぞ。

空気清浄機とお掃除ロボット

富士通ゼネラルのXシリーズとダイキンのRシリーズはフラグシップモデル。お掃除ロボットは標準です。

空気清浄機も高性能。そして、プラスアルファの機能があります。

  • 富士通ゼネラルのXシリーズ → プラズマ空清 と 熱交換器加熱除菌
  • ダイキンのRシリーズ → ストリーマ と 無給水加湿(うるる加湿)

エアコンに空気清浄機が内蔵しています

エアコンと空気清浄機を別々に設置している家庭も多いです。富士通ゼネラルのXシリーズとダイキンのRシリーズは高機能な空気清浄機なので、エアコンを運転するだけできれいな空気がでます。

エアコンはオンとオフという操作が消えます。季節などの環境に合わせて、最適なモードで運転させます。

このあたりは富士通ゼネラルのXシリーズは一歩進んでいます。

エアコンを無線LANでネットに接続すると、各種データが富士通のクラウドに集約。人工知能で分析して、快適なモードをエアコンに戻します。

これを繰り返し、利用者が増えれば増えるほど、頭がよいエアコンに「成長」します。

寝室のエアコンは運転時間が長いのでお掃除ロボットがよい

エアコンのフィルター掃除は1週間に1回がベストです。このペースで掃除できる人は少ないです。ですので、運転が時間長いので寝室のエアコンは汚れます。

きれいな空気は睡眠環境で大切です。自動的の掃除は大切です。

富士通ゼネラルのXシリーズには、熱交換器加熱除菌があり、カビの発生を抑制します。ダイキンのRシリーズも同じで、セルフウォッシュ熱交換器があります。

清潔な空気を維持することを、エアコンそのものに機能として組み込まれています。

まとめ

フラグシップモデルは確かにお値段も高いです。

ローコストモデルの3から5倍です。エアコンの価格が20万円だとしても、10年使うことを考えると1年で2万円です。1ヶ月は約1670円、1日は50円。

快適な睡眠環境の費用が1日50円。大変にリーズナブルです。

気流制御で室温のコントロールを強く開発方針にしているのは、富士通ゼネラルとダイキンです。2社は空調機専業です。考え方の方向性が同じですね。

睡眠は大切です。

赤ちゃん、お年寄りは、体温調整の機能が弱いです。体に風が直接あたると、体調を崩します。だからこそ、気流制御で室内をコントロールするのです。

この記事は万人受けはしません。が、睡眠という行為を大切に、快適な空間な睡眠環境をつくりたいと思っている人には役に立つと思います。

安心満足富士通ゼネラルのXシリーズの価格調査はこちら(2023年最新)
安心満足ダイキンのRシリーズの価格調査はこちら(2023年最新)

以上です。