エアコンのサイズは14畳(4.0kw)で同じで、しっかりと基準値は満たしています。そして、室内機はパナソニック エアコン エオリア Xシリーズの全サイズで共通です。
3つの視点でCS-X409C と CS-X409C2の違いを比較します
記事の内容
- 物理的な違いが2つあります。
- 冷房能力はほぼ同じだが暖房能力に差があります。
- 消費電力と販売価格について
- 住宅設備用エアコン品番の補足
物理的な違いが2つあります。
電源の違い(単相100V or 200V)
・200V : CS-X409C2 | CS-409CX2
室外機のサイズ
・横幅(849mm) 奥行(319mm) 高さ(699mm) : CS-X409C2 | CS-409CX2
CS-X409C2 | CS-409CX2には、WXシリーズとXシリーズ(200V)で使われているスクロールコンプレッサー搭載の室外機です。最大サイズ29畳(9.0kw)まで対応できるため能力に余力があります。
冷房能力はほぼ同じだが暖房能力に差があります。
冷房の能力には[CS-X409C | CS-409CX]
と[CS-X409C2 | CS-409CX2]
で若干の差はあれど、体感できるほどの差ではありません。しかし、暖房の能力が違います。
外気温2℃時の暖房能力
・CS-X409C2 | CS-409CX2 : 9.0kw
暖房の能力は[CS-X409C | CS-409CX]
よりも[CS-X409C2 | CS-409CX2]
が1.6倍もパワフルです。Xシリーズ200Vの最大サイズ29畳(9.0kw)と同じ能力で運転できます。ということで、ちょっとお買い得な商品ですね。
消費電力と販売価格について
期間消費電力は[CS-X409C | CS-409CX]
が1182kWh、[CS-X409C2 | CS-409CX2]
が1036kWhとなり、その差は146kWhです。実売価格として、この差でお得か判断できますね。
ですが、[CS-X409C | CS-409CX]
では暖房の消費電力が多いので、冷房のみをメインに使うと電気代の差はほぼなくなります。
どっちが買いなのか
冷房の差はありませんが、暖房能力に違いがあります。暖房も使うならば、[CS-X409C2 | CS-409CX2]
がオススメです。
» 参考:【2019年モデル】パナソニック エアコン エオリアの商品一覧【随時更新】
住宅設備用エアコン品番の補足
※CS-X409C の住宅設備用エアコンは CS-409CX、CS-X409C2 の住宅設備用エアコンは CS-409CX2です。家電量販店エアコンと住宅設備用エアコンの基本性能は同じです。記事の中には家電量販店エアコンと住宅設備用エアコンの品番を並記しています。